ブラジャーって、他人には見せないものだから、なかなか自分が合っているかどうかを確認できないですよね。しかも、体型によって同じサイズでも見え方は変わってくるのでお洋服やメイクのように気付けるタイミングは少ないです。
今回はそんな「ブラジャーの合っている状態」についてご紹介していきます!
ぜひ、お手元のブラジャーをつけて、鏡で確認しながらチェックしてみてください〜!!
|一番の合っていないポイントは「着心地が悪い」
どれだけ販売員さんに合っていると言われても、この後紹介するポイントが全部クリアでも、ご自身が着心地が悪いと思っていたらそれは合っていないブラです。
まずは今のブラを着けていて「早く外したいな〜」と思ったり、痛みを感じたりしている場合は合っていない可能性が高いです。
それだけは念頭において、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです〜!!
|1、バストが正円を描いている
お胸の付け根のラインを「バージスライン」というんですが、こことワイヤーラインを合わせた時に、バストの丸みが正円を描いているかどうかをみています。
結構多いのがブラジャーのサイズが小さいとカップが下がりやすいので、
その分縦長のラインになっちゃうんですよね。
パッと見はわかりにくいと思うんですが、胸の膨らみがなんとなくでもわかったら、そこのラインが正円になっているかをチェックしてみてください。
で、ここでなんで正円じゃないとダメかというと…
縦長になっていると、底面積が下に広がって縦揺れしやすくなっちゃうんです。
そうすると下垂の原因になっちゃうんですよね。
何より、垂れてなくてもお胸が垂れて見えちゃいます!!
そしてここのチェックポイントですが、腕を90度に曲げた時に肩と内肘〜外肘の間にバストトップが来ているかどうか。
これをチェックすると、バストの位置が高いか低いかわかりやすいのでこういうチェック方法もおすすめです!
ただ、人によってはバージスラインが元々低い人とかもたくさんいらっしゃるので、「よくわからない…」という方はお店にフィッティングを受けに行ってみましょう!
|2、カップ上辺が浮いたり溢れたりしていない
このカップの上のところをカップ上辺って言うんですけど、まあここがパカついているかどうかで
一番わかりやすいところですよね。
ここがパカついているとサイズが大きい、溢れていると小さいって思われがちなんですが、
もちろんその可能性はありつつも、形が合っていないだけの可能性もあります!
まず最初になんですけど、フィッティングをしたら姿勢を正してください。
その時に浮いたり溢れたりしていて、ワイヤーラインが問題なければカップの形を変えるのがおすすめです。
このカップ上辺って、アイテムによってここのパーツの大きさや
バスト側への折れ込み角度も変わってくるんですよね。
ここが急になっていたら溢れやすいけど浮きにくい、ゆったりしていたらバストを潰しにくいけど
場合により浮きやすくなってしまいます。
カップ全体の形との相性もありますが、ここもチェックするのがおすすめです。
|3、前中心が浮いていない
ブラジャーの真ん中のことを前中心といい、基本は浮くのがNGです!
ただし、
・ノンワイヤー
・L字型
のブラは、バンザイをした時にずれ上がったりしなければOKっていう判断です。
この2つはどうしても真ん中が浮きやすくなってしまうので、そこまできっちりせずに選ぶのがおすすめです。
U字ワイヤーに関しては、前中心が浮いてしまうとカップサイズが小さいとか、ワイヤーの形が合っていなかったり…っていう可能性が出てきます。
(体を上から見た時、胸骨の部分が窪んでいるのが ろうと胸)
あと、ろうと胸さんっていう胸骨がちょっと凹んでいるような骨格の方も、浮きやすくなってしまいます。
どれくらいかにもよりますが、既製品だと限度があったりするので、その時はワコールのサイズオーダーみたいに自分のバストに合わせて作ってくれるブランドに頼るのがおすすめです!
|4、ワイヤーが食い込んだり痛みを感じたりしない
ワイヤーって硬いから痛みを感じやすいんですけど、「ワイヤーって痛いものでしょ?」と思われがちで…
そんなこと!ないですから!!
大体ワイヤーが痛い原因は
☑︎サイズが合っていない
☑︎ワイヤーの形が合っていない
☑︎洗濯機で回している
っていうのが多いです!!
きちんとサイズと形が合っていて、正しく取り扱っていたら、ワイヤーブラはむしろ楽なアイテムなんですよ。
だから、試着とフィッティングの後に痛くないかな?とか食い込んでいないかな?っていうのはしっかりチェックをしてもらえると嬉しいです。
前中心が痛い場合はワイヤーの形が合っていない可能性が高いです。
前中心が高い「U字ワイヤー」だと、骨に当たって痛いことが多いので、「L字ワイヤー」を選ぶのがおすすめです!
U字ワイヤーとL字ワイヤーについてはこちら
そしてサイドが痛い場合や、写真のようにワイヤーがバストを抑えている場合は食い込んでいる状態です。
ワイヤーの形が合っていなくても起きますが、サイズが小さい方が起こりやすいので注意!しっかり脇も入れ込んでくれるサイズにしてあげましょう。
ちなみに、リサマリさんでのフィッティングビフォアフ動画もアップしているので、よければYouTubeもご覧ください!
|5、アンダーベルトは指1,2本がスッと通るくらい
アンダー部分ですが、食い込んでいる=小さいって思われてたりもしますが、
食い込むものは食い込みます!!!そこはアンダー部分の種類に任せましょう。
基本的には指1、2本がスッと入るかどうかで判断します。
それでも苦しい場合はサイズを上げたほうがいいですし、ゆるいなって思ったらきつくしましょう。
でも注意して欲しいのは、着用をして体を捻った時にアンダー部分がずりずり動かないか!
その場合は大きいので、サイズの見直しをしてみてください。
|6、ストラップがきつすぎたり緩すぎたりしていない
そしてストラップですが、アンダー部分も含め素材によってかなり負担は変わります。が、こちらも基本的には指1,,2本がスッと入るかどうかです。
その上できつすぎたり、緩く感じたら調整しましょう。
あと、肩が凝るな〜とか、普段よく体を動かす場合はストラップの伸縮性をチェックするのもおすすめです。しっかり伸びて戻るタイプなら、ずれにくいし体に合わせて伸び縮みしてくれるので快適ですよ〜!
商品によって伸縮性はかなり変わりますので、購入前にチェックしてみてください。試着の際、肩を回したりバンザイをするときにわかりやすいので、ぜひ動いてストラップとの相性を見てみましょう。
|7、アンダーベルトは水平もしくは後ろ下がり
最後にアンダーベルトですが、ここがずり上がっているのだけがNGです!
水平しかだめ!ってブランドもあるんですけど、私はご自身の好みで選んでいただいてOKだと思います。
(一番良いのは水平だと思っています!)
テコの原理で、後ろ下がりの場合は前側が引き上がるんですが、逆に後ろが上がっちゃうと下がってしまうので後ろが上がらないサイズにしましょう。
あと、着用しているうちにだんだんずり上がってくる場合は
01 アンダーが大きい
02カップサイズが小さい
可能性があるので、お店でチェックしてもらうのがおすすめです!
〜〜
というわけで、今回はブラジャーの合っている状態についてでした!
これだけじゃわかんないよ…という方もいらっしゃると思うんですが、人によってサイズだけじゃなく着用感のお好みも変わってくるので、気になる方は下着屋さんで相談するのがおすすめです。
私は「え、自分は違う?」って不安になって欲しくないので万人にある程度当てはまる発信にしているので、多少合わない部分もあるかもしれません。
一対一だったらもっと私も詳しくお伝えするんですが…
なんと!無料で他にもしっかり診断してくださるサービスがあります!
01 ワコールのブラ無料診断
02 リサマリのマイジャストサイズフェア
(今年は10/27まで、毎年春と秋にやってくださっています!)
どちらも採寸やフィッティングだけじゃなく、お願いすれば合いやすいブラまで紹介してくださいます。よければぜひ行ってみてください〜!!
▽紹介動画も作らせていただいています!
▽今回の記事を動画でチェック!